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2014年11月28日 (金)

プーさん禁止事件

木の葉が散る季節になると、カナダの極寒の冬を思い出す。マイナス40℃が、楽しくて楽しくて仕方なかった。

じゃんけんで負けた者が目を瞑り、凍って引っ付いて開かなくなるゲームをしたり、そもそもスケートなどできないのに凍った川の上でスケートをしようとしてみたり、「この寒さの中で飲むホット・チョコレートが最高なんだ」と言っていたら、凍ってアイスになっていたり。このような思い出が甦っては、心を温めてくれる。

昨日、Yahooニュースを見ていると、「くまのプーさん」は下半身を露出しており、子供の教育上よろしくないということで中欧のとある国で禁止されることになったという記事があった。

以前のブログにも書いたが、私がカナダで住んでいたWinnipeg(ウィニペグ)という町はプーさんWinnie.Poo(ウィニー・プー)の発祥の地である。動物園に小さな銅像が立っていたが、アニメのようなプーさんではなく、ただのリアルな熊の銅像でひどくがっかりした思い出がある。

プーさんが卑猥なら、北欧生まれのキャラクターの「ムーミン」も同じである。くまモンは、申し訳なさげ程度にチョッキを羽織ってはいるがほぼ全裸である。ドラえもんは、全裸に四次元ポケットを付けている変態である。このように、多くのキャラクターが審理に引っかかり、世の中から姿を消さねばならなくなる。

卑猥などとはまったく思わなかったが、プーさんの故郷ウィニペグの町にマイナス40℃の冬がやってくる度に、「あの格好では風邪をひく。というか凍死する」とよく思った。極寒の地には、野良犬も野良ネコもいない。野良になったとたんに死んでしまうからである。でもプーさんは熊だから、寒くなったら冬眠するので大丈夫なんだろうと思ってみたりもした。

日本には、「傘地蔵」の昔ばなしがある。昨年、南大沢の郵便局前にあるウサギの銅像にニット帽が被せてあったし、ライオンズ・マンションのライオンの銅像にマフラーが巻いてあるのを目撃した。プーさんの卑猥さを唱える前に、そのような優しさを少しは見せてはどうだろうか。

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