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2014年11月11日 (火)

私の英検

私の場合、カナダから一時帰国した時に準1級を受けた。2次面接では、一般の受験者と違って、英語を話したくてうずうずしていた。カナダで授業や課題としてプレゼンテーションやディスカッションを何度もやらされていたので、全く緊張しなかった。

その当時の私は本当に怖いもの知らずだった。ノックをして戸を開けると、一礼などせず、"Hello"と言いながらつかつか面接官の前に行き握手をした。去り際にも、"Thank you. Have a good day!"と握手を求めて一礼せずに部屋を出た。それでも評価のattitude(態度)は良かった。

面接そのものは、軽い自己紹介から始まるのだが、カナダの生活を話し始めるやいなや、英語を話せる喜びについ止まらなくなってしまった。面接官は良い人(?)だったので、私もカナダに住んでたことがあるのよ、と話しを合わせてくれた。後半の試験内容は時間が足りず割愛されてしまったが、面接官もこれ以上必要ないといった感じで笑顔だった。

今になって振り返ると、若気の至りというか、今はやりの「中2病」というか、顔から火が出るほど恥ずかしい。英語を話せる日本人は星の数ほどいて、私より優れた話者はそこら中にいる。子供が新しいおもちゃを見せびらかすように、身につけたばかりの英語を見せびらかしたくてたまらなかったのである。

最近は英検受験者の低年齢化が著しいように思う。試験会場に足を運べば分かるが、2級や準2級の受験生に小学生を見つけるのは容易い。当塾の生徒も5人ほど年明けの英検で準1級に挑戦するみたいだが、受かればすごいことだと思う。私が高校生の時には、準1級を持っている生徒など周りにいなかった。

英検の問題は良問が多いので好きなのだが、竹岡先生も指摘されているように、わずか6割の点数で合格してしまうシステムに問題がある。そんな試験で、各級ごとに定める到達度の英語力を、合格者が備えていると保証することができるのだろうか。

とは言え、準1級は立教大や上智大を始め大学入試で優遇されたり、推薦入試の一条件になっていたりする。また、大学入学後は単位取得を免除されたり、就職でも有利に働く。この傾向は年々強くなる一方なので、取り敢えず持っていて損はないだろう。

合格することはもちろん大事だし、それによって自信を持てばよいと思う。しかし、私のように慢心して変に粋がることなく、「まだまだ」と謙虚さを失わずに頑張ってくれたらなと思う。

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