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2018年2月14日 (水)

2018年度の予定

2月は春を迎える準備の時であり、また我慢の時ではあるが、それにしても多忙極まりない。新学年度の募集、時間割等の決定(ホームページにて公開)、三者面談、確定申告、そして何よりも受験戦争の真っ最中である。先程「中央大がセンター利用で受かりました」という連絡が入った。本命ではないにしても、こういう知らせは素直に嬉しい。

この時期が来るたびに、レマルク原作の「西部戦線異状なし」という映画と重ね合わせてしまう。各塾や予備校は「受験戦線異状なし」と言わんばかりに、受験の成果ばかりをこれ見よがしに誇示するのだが、実際の受験戦線において「異状なし」なわけがない。ときに戦線は膠着し、手傷を負い撤退を余儀なくされることもある。合格者の数は高らかに公言されるのだが、その足元に倒れている犠牲者(不合格者)の数に触れられることはない。まさに映画と一緒である。

若いときはもっと楽観的観測に立っていたが、最近は少し心配症というか、石橋を叩いて叩いて叩き割って、その上をヘリコプターで渡る感じである。世間の受験生の中には「そんな装備で
戦地に赴くの?」みたいな生徒もいるわけで、酷い子になると、弾幕飛び交う戦場を半袖短パンで駆け回ろうとするのである。当塾の生徒も例外ではない。本当の意味で準備万端とは言い難い。これを持って行け、あれを持って行けと授けたい物や忠告はいっぱいあるのだが、もはや多すぎて追いつかない。その多くが杞憂であってくれるのを願うばかりである。

受験は3月まで続くことも想定しているが、新学年度は3月よりスタートしたい。年寄り臭いが、中1クラスは体力的にきついので開講しないことにした。中2クラスは開講するが、英検4級以上の力は少なくともあってほしい。また敬語が使えないとか、靴を揃えられないとか、消しゴムのカスを放置して帰るといった礼儀作法を知らない子は嫌だ。

高1はもちろん開講するが、今年から入塾試験を受けてもらう。敷居を設けるわけではないのだが、面談や体験授業だけではどうしても推し量れない部分があるので、ペーパー試験を受けてもらうことにした。もちろん、受けたからといって絶対に入塾しなければならないということも、その結果が悪いからというだけでお断りすることもない。ただ、少なからず過去の努力や忍耐の成果を反映するだろうし、その人となりを推察する材料にはなるはずだ。

高2、高3も募集はするが、現行のクラスについてこれるかどうかであろう。体験授業を通してかなり力の差を感じるならば、それは明らかに緊急事態であり、早急なショック療法が望まれる。そのまま英語を放置すれば、まずまともな英語力はつくまい。どこぞの個別指導や映像指導塾のぬるま湯のような接待授業で、偽りの満足や安心を甘受している場合ではなかろう。現状を脱出するには(少なくともMARCH以上などと高い目標を掲げるならば)、もっと高く険しい壁に直面せねばならず、故にもっと足掻いて苦しまなければならない。言語を習得するという途方もない過程に、大学受験の混沌とした性格が帯びるのだから、当前といえば当然の話である。

とにかく、事情はいろいろあろうが、手が施せるうちになるべく早く来ていただけると助かる。私自身魔法が使えるわけでもなく、市販の書籍のような「○日で完成!」みたいな必勝法も裏技もない。というかそんなものはマーケティングの一線を越えて、もはや霊感商法のように映るのは私だけだろうか。確かに方法論的に脳科学的に参考になる部分はある。しかし、それを全面的に受け入れて依存するのであれば、それはもはや宗教である。

私の立ち位置はむしろ逆で、(なるべく)正確な知識と情報で生徒の目を覚まさせることにある。「目を覚ませ」と言いながらも、寝不足の目を擦りながら今この文章を書いているし、先ほどの授業で誤って「王道に学問なし!」と言って学問を全面否定してしまったので、説得力に欠ける気がしなくもないのだが。
 


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