都立入試
今日の天気は、肌寒く、小雨が舞い、どんよりしている。明日は都立高校の入試だが、天気は大丈夫だろうか?まさか今更雪は降るまいと思うが、緊張が少しでも和らぐよう日差しある暖かな1日であってくれればと思う。
ところで、「良い天気です」と英語で表現するのは意外と難しい。It's fine (today).と答える生徒や英語教師が多いようだが、実は米やカナダではあまり言わない。理由は簡単で、具体的に何がfineなのか分からないからだ。また、そもそも天気に"fine"を用いるのは「なんとなく不自然だ」というネイティブもいる。そう言われても困るのだが、このように文法的説明のつかない事例はいくつもある。一方で、イギリスではというと、米よりも"fine"を使うことは許容されているのだが、それでも「雨が降っていない天気」や「我慢できる程度の好天」を意味することが多いらしい。
それでは、一番無難な表現は何かというと、"It's a nice day."である。(ただ、文脈から明らかに天気のことだと判断できる場合はfineを使ってもOKというネイティブもいる)。結論としては、なるべく"fine"ではなく"nice"を用いるようにし、それ以外のfine、wonderful、lovelyなどでどうしても表現したいなら、"weather"や"day"を伴うようにした方がいい。このように天気1つ表現するにしても、考えさせられる(悩む)ことは多い。
まさか明日の入試で、「いい天気ですね」を英作せよ、という問題が出ないとは思うが、仮に出たとして当塾の中3生の(英語の)実力は申し分ないので心配していない。万一不合格でも、(第一志望で浮かれたり燃え尽きたり呆けたりしてしまうくらいなら)その悔しさをバネにして高校3年間を頑張ってくれるほうがありがたい。とは言うものの、受験生たちの合格を祈って、味噌カツ弁当を頬張る私だった。
現在のところ、「大学入試」の結果は
●君 明治大(理工)、中央大(セ)、上智大(補)
●君 慶応大(理工)、青山学院大(セ)
●さん 東京理科大(セ)、明治大(商)
●さん 早稲田大(文構)、成城大(セ)
●さん 津田塾大(国際)
という状況だ。今年の当塾の受験生は8人と少ないのだが、そのわりには検討しているのではなかろうか。ちなみに東進の受験生はおよそ6万人で、近くの某予備校は100人超らしい。それを多少羨ましいとは思うものの、生徒が増えれば増えたで今と同じような結果を出すことは難しくなるだろうし、なんか複雑である。
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