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2019年1月22日 (火)

センター試験後の話

センター試験が始まって、そしてあっという間に終わった。まだ受験生の授業はないので、結果は聞いていない。おそらくは、希望を次に繋いだ者もいれば、絶望の淵に立っている者もいるわけだが、そんな後者の生徒のために「励まし」と「センター後の心構え」を個人的な視点で述べてみる。

正直言って、大学を受験する生徒
の多くは(国立大志願者を除いて)、センター試験を受けなくてもいい。もちろん受けるのは自由だし、センター利用の入試方式を導入している私大がほとんどだから、それを利用しない手はないのも分かる。2月からの一般入試に先立って大々的に行われるし、なぜか皆受けるし、高校も受けろと言ってくるし、何といっても受験回数が増えることで、合格のチャンスが増えるかもしれないからだ。

ただし、上手くいかなかった(思うような点数が採れなかった)場合に、そこまで凹むかというほど凹む人間がいる。二次選抜のある国立大志望なら分からなくもないが、それ以外の人間は別に悪くても、一般入試で頑張ればいいではないか。むしろこのタイミングで凹んだり、ボーダーが気になったりして、その後の勉強が手に付かないことの方が問題である。

そもそも、事前の模試でB~E判定しか出ていない際どい大学を、センター利用で受けるようなことは普通しない。受験スケジュールが過密になるのを避けるために、絶対に受かるだろうというような(わざわざ受けに行くのが面倒臭いような)滑り止めの大学をセンター利用で受けるのである。上位の難関大学をセンター利用で受けても、そもそも採る枠が少ないし、全ての教科で9割近い高得点を揃えなければならない。なのでハードルは非常に高く、試合巧者な浪人生が枠の多くを占めていくのである。言い換えれば、このような厳しい条件のセンター利用で受かるくらいの実力があるならば、一般入試で受けても大概は受かるのである。

このように、センター試験に期待を寄せ過ぎる受け方をしてしまった生徒は、この大事な時期に大きくペースを乱されてしまう。そして気づく、
受験料で儲けたい大学にとってのいい鴨となってしまったことを。あるいは痛感するかもしれない、一つの試験(センター)の点数で、出願した全てが落ちるというギャンブル的なリスクを。

なので、私大受験者はセンター試験の存在をなるべく無視することだ。「受けない」という選択が現実的に無理ならば、精神的に左右されない心構えを端からしておくことだ。センター試験はゴールではない。浜松や米原のような通過駅である。なるべく速度を落とさず通過して、目的地である新大阪(2月の本番)に一刻も早く向かわねばならない。新富士駅で富士山を眺めながら駅弁を食ってる場合ではないのである。

敢えてもう一度繰り返すが、センター試験を引きずらないように。ここで緊張の糸が切れたり、勉強の手を止めたりする者はそれこそ2月の本番で落ちると思え。センター利用が不合格でも、堂々と一般入試で受けて合格すればいいではないか。凹んでいる国立大志望者も、2段階選抜(足切り)はないのだから、実力差のはっきり表れる二次で逆転すればいいのである。それだけの話であり、それだけの英語力は授けたつもりである。足を止めずに最後まで走り切れ。

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