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2022年7月11日 (月)

英検2次の必勝術?

先週末、英検の二次試験(会話試験)があったそうで、塾生も何人か受けてきたらしい。彼らが英語を話せるかどうか問われれば「否」である。まったく話せないことを本人は心配していたし、よく「合格するでしょうか?」とも訊かれるのだが、その都度「大丈夫!」「受かる!」と断言している。特にこれといった根拠も策もないのだが、案ずることなかれである。所詮、英検なんて話せない者同士の戦いだからである。そこそこ話せる者は英検2級なんか受けないので、試験官も受験者に話せることなどまったく期待していない。要は話せない者の中で1歩だけ抜きん出ればいいのである。ただ一つ落ちる可能性があるとすれば、それは「話せない」ことではなく「話さない」ことである。

もう少し正確に言うと、英検の試験官は英語が話せるかどうかなんて見ていない。繰り返し言うが、英検2級を受ける者はそもそも誰も話せないのであり、もし話せることが合格の条件ならば全員不合格になってしまう。そうではなくて、彼らが見てるのは「コミュニケーションの成立具合」である。つまり分からないからといって沈黙してしまうのはコミュニケーションの放棄となり大減点となる。一方で分からなくても「何ていったらいいのかな~」「ちょっと待ってください」と言葉を繋いだり、目頭やこめかみを抑えながら「あー」「えー」と音を発するだけでもいい。とにかく言葉、声、音で沈黙を埋めて、コミュニケーションを続ける意志がまだあるとアピールすることが大切である。

また、どれだけ唸って考えても分からなかったら、「間違えているかもしれませんが、トライしてみます」とか「理解できなかったらすみませんね」などと一言添えてから答えれば、的外れなことを言ってもおかしくはない。最悪それさえできない程に何も浮かばなければ、「分かりません。残念ですが次の質問に移ってください」と言う方が沈黙するよりもはるかにましだろう。むしろそのようなやりとりも立派なコミュニケーションである。私が準1級を受けたときだったか、どうしても答えの分からない質問があった。何を答えても試験官は怪訝そうな顔で首を捻るのである。その意思表示にだんだん腹が立ってきて「会話の試験やろ!だったらあんたも喋れや!」と言いそうになったがぐっと我慢して、代わりに「分かりません。あなただったらどう答えるか教えて頂けますか?」と試験官に訊き返してやったことがある。これは反感を買うのでやめた方がいい。


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